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各種技術サービス業務(年次点検オプション)

 EMOでは、電気保守に関する各種技術サービス業務を承っております。お客さまで国に提出している保安規程(点検等、電気設備の運用に関するルール)に基づき電気設備点検を行いますが、保安規程はあくまでも設備を維持するための最低限のルールと認識すべきと思います。年次点検等、停電のタイミングに合わせ各機器と使用年数を考慮して各種追加点検・診断を推奨いたします。

 ここにご紹介している業務以外にも承りますのでお気軽にご相談下さい。なお、各種追加点検・診断は日本電気工業会で発行している各種資料やメーカー推奨に基づいてご提案いたします。

 

1.負荷開閉器(LBS)や真空遮断器(VCB)の各種メンテナンス

 上記開閉器(スイッチ)類は、受変電設備(キュービクル)内の機器に異常があった場合に自動で電路を遮断し、機器を保護する役目があります。しかし、機器の老朽化等により可動部のグリース等が固着し、有事の際の開閉操作に支障をきたす恐れがあります。EMOでは、トラブルの未然防止や機器本体の信頼性向上の為、定期的なグリースアップ等の追加点検・メンテナンスを推奨いたします。

 

2.高圧ケーブルの絶縁診断

 電力会社からお客さまの受変電設備へ電気を引込む為に使用されるケーブルは、屋外へ出ている部分もあり24時間365日ずっと通電状態にある事から電気的・環境的にも過酷な状態で使用されています。EMOでは停電年次点検に合わせ、停電事故の未然防止の為、高圧ケーブルの絶縁診断実施を推奨いたします。

 

3.変圧器の絶縁油分析

     (酸化度試験・耐電圧試験・ガス分析・フルフラール分析etc...)

 電力会社から買う電気は6600Vというとても高い電圧で、通常のコンセント等では使用できません。その為、工場等の需要家では受変電設備(キュービクル)を設置して変圧器で6600Vから100Vや200Vに変換して使用します。そのため変圧器も24時間365日ずっと通電状態で過酷な使用状況にあります。そのため、内部の絶縁油は劣化し停電などのトラブルに発展する事が懸念されます。EMOでは停電年次点検等に合わせ絶縁油の分析を行い、期待寿命や信頼性を把握され管理していく事が重要と考えます。

 

4.高圧真相コンデンサの静電容量測定

 高圧真相コンデンサは、他の機器と同様に24時間365日ずっと通電状態である上に、高調波流入による故障が懸念されます。その上コンデンサの故障は停電事故へ繋がるだけではなく、電気料金の高騰へも影響し、他の機器の故障より被害が拡大する可能性があります。EMOでは停電年次点検等に合わせ静電容量測定による内部故障の早期発見に努めることを推奨いたします。

 

 

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